氷室京介
松井五郎

このアルバムは氷室さんにとって初のミリオン突破したものです。これには「ＫＩＳＳ　ＭＥ」が含まれてるので、多分それが結構売れたからそのおかげもあるのでしょう。でもそのシングルがでた当時、中学生二年だったシンド君はその曲自体そんなにイイ曲だと思いませんでした。プロモーションビデオみて「あ・・・この人揺れてるな」と思っていただけです（笑）ちなみにそのビデオは風に吹かれている旗に氷室さんの姿を投影しているものです。


初めて氷室さんの曲を聴いたアルバムはこれだったのですけど、その曲が目当てで入手したのではなく、なんとなく軽い気持ちで聴いてみたのです。「ＫＩＳＳ　ＭＥ」は除外して他の曲を聴いてみますと、２〜５曲までがスゲェ気に入りました。それらはバラードなのですが、すごい綺麗な感じで氷室さんのヴォーカルに惹かれました。当然ながらバラードをやるのは難しいわけなのですが、氷室さんはこういった曲は上手く歌います。彼自身が出すその雰囲気はとても言葉じゃ出来ないくらいにすごいです。（俺ももう少しわかる様に表現つければいいのだが）


俺はＢＯΦＷＹ時代の氷室さんからファンになったのではなく、ソロになってからファンになった人間です。当時はそんなに音楽を聴いてなかったのでソロの氷室さんを知ってからＢＯΦＷＹの存在に気がつきました。普通は逆なんですけどね(笑)。それはともかく、他の曲に関してはそれ程影響を受けておりません。ちょっとそれらの曲にはまってしまったので（笑）


他の曲を挙げるならば「Ｕｒｂａｎ　Ｄａｎｃｅ」かなぁ。最初のギターのディレイを使ってる所が格好いいですわ。氷室さんは空間系の音作りは結構上手いです。まあプロデューサーがしてくれているのかもしれませんがこういった曲はそうざらに見つけられません。曲の構成とかきちんと出来てないと作れない類なのでやっぱりすごいと思います。


ギターで思い出したけど、最近になってなぜか「ＫＩＳＳ　ＭＥ」をコピってるのはなぜでしょうか？気にしなかったのにもかかわらず何故か暇さえあれば弾いている始末。結構あのギターソロやってみたいと思ってたりする。ライブでそれを聴いてからはまっています（笑）


話は戻って１０曲中前半部がいいと思いすぎて、後半部がイマイチと思ってます。アルバムとしては・・・・・う〜む・・・・・わからんという状態ですね。でも今までのようなマニア路線じゃなく結構聴きやすい曲が多めです。さらっと入りやすいアルバムなので一度聴いてみて下さい。


ふと思ったのですが２〜５曲というのはバラードでも大人っぽい曲調なのですよ。アルバム入手した当時、俺は１５歳くらい

「なんか老けてないか？」

・・・・・・いや、大人びた少年だったという事にしておこう。